沼尾石材店

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最照寺 井上家500年墓誌

   

 以前、府中長福寺にある340年前のご戒名が記録されているお墓をご紹介しました。今回はさらに歴史のある500年前のご戒名が記録されているお墓をご紹介します。

場所は、八王子市大塚の高台に建つ、真言宗智山派 八幡山無量寿院「最照寺」
こちらのお檀家「井上家」のお墓です。

井上家墓所全景

井上家墓所全景

井上家は、代々地元で「名主」をされていた家柄です。歴代のご頭首がご先祖を大事にされていたことと天災や火災などに遭わなかったことから代々のお位牌が現存していました。そこで、17代目現頭首の井上晴夫様は後世に歴史を伝えるべく、井上家のお墓に歴代頭首の墓誌を設置することを決意したそうです。

最照寺は、残念ながら度重なる火災に遭遇し、古い記録がつまびらかではありませんが井上家には、お位牌が残っていたことから代々頭首の没年月日まで明確にわかった訳です。墓誌には、和歴と西暦を刻んでいますので、時代の経過が判り易い墓誌です。

井上家500年墓誌

井上家500年墓誌

初代が亡くなられたのは、永正(えいしょう)8年。西暦で云えば1511年。同年の没故者には、室町幕府第11代将軍の足利 義澄(あしかが よしずみ)がおります。

日本では室町時代後期、世は戦国時代。海外では、1510年にポルトガルがのちに大航海時代のアジア進出の本拠地となったインドのゴアを占領したり、1517年にはルター宗教改革がありました。

皆様もご実家の家系史を振り返ってみてはいかがでしょうか?この墓誌には5世紀の時間の流れが刻まれています…

 - 石屋日和